インターネットって凄いと思いました。それで広島大学病院が中四国地方のブロック拠点病院になった時から、HPを開設しました。一般向けのエイズ情報は、当時からそれなりにありましたが、ケア提供者向けの情報は非常に少なかったので、主なターゲットはケア提供者と考えました。
その当時、参考にした海外のサイトも沢山ありましたが、とても、包括的な内容を作ることはできず、その都度継ぎ足していくという感じで作りました。発足当時に私たちが抱えていたHIV感染者の多くが、輸入血液製剤による感染者でしたので、HIVの情報と並行して「血友病」についての情報提供にも力を注ぎました。
http://www.aids-chushi.or.jp/c7/2007/ketsuyu-mokuji.html
HPはどちらかというと、一方的な情報提供になり、情報の受け手からの反応や質疑に答えることができません。当初は、「手紙」というコーナーを作り、質問を受けつけましたが、エイズノイローゼや差別発言などもあり、病気のケアから離れていったのでページを閉じました。
メーリングリストという、閉ざされたグループの中での情報交換ツールが盛んになってきましたので、J-AIDSというサイトを立ち上げました。もうすぐ10年になりますが、1000人以上の会員が加わっていて、配信記事も13000件になろうとしています。
http://groups.yahoo.co.jp/group/jaids/
当初のメーリングリストは、メールですから過去の記事を参照できなかったのですが、Yahoo! のグループは、無料でかつ、ウェブでも扱うことができます。このため自分のPCを持っていなくても、出張先からでもアクセスできますし、記事の検索もできます。
参加者の内訳を詳しく知ることはできませんが、医療関係者、教育関係者の他に、患者さんやNGOの人、マスコミ関係者まで多様な人たちが参加しているようです。興味があったらどうぞ、上記のURLからお申し込み下さい。
そしてついに、今回ブログに手を出してしまいました。世の中はツイッターの時代ですけど。[NOBO]
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