2010年7月16日金曜日

今年も国際エイズ会議ですね

このブログ、半年以上、放ったらかしにしていました。広島大学病院を辞めて、広島文化学園大学の看護教員になりました。一生の中でも、かなりドラマティックに生活が変わりました。あわよくばウィーンの国際エイズ会議(July 18-23)に行けるかと思ったのですが、とんでもない忙しさです。
http://www.aids2010.org/

Clinical Care Optionsがカバーしてくれるとか。
http://www.clinicaloptions.com/HIV/Conference%20Coverage/Vienna%202010.aspx

Kaiser Family Foundationも、動画の配信をするそうです。
http://globalhealth.kff.org/AIDS2010

2009年11月12日木曜日

中国人のエネルギーとエイズ


 「アジア太平洋HIVスピーカーズ・フォーラム」というメルク社がスポンサーになっている会合に行ってきました。会場は香港のサイバーポート地区にありました。ここは香港島の海岸沿いに西南側にまわった地域で、IT産業と従事者を集めることを目的として1998年から2007年に開発された新興地区でした。

 ちょうど六本木ヒルズのように、複数の目的の建物が連なった未来都市です。写真は、ガラスで覆われたアトリウムですが、修理のために組んでいた竹竿の足場を解体しているところです。職人がスルスルと登り、さっさと崩しています。このように近代的な建造物の建設現場で膨大な竹竿で足場が組まれる様子は、相当ビックリですね。
 私の中国体験は香港が初めてでしたが、巨大なビル群を眺め、あらためて中国人のエネルギーのすさまじさに参ってしまいました。彼らの知恵とエネルギーは、中国のエイズ問題に果たしてどう立ち向かって行けるのでしょうか。[NOBO]

2009年11月2日月曜日

特別講演・教育講演のストリーミング配信はいかが?

2007年の11月に、広島で第21回日本エイズ学会学術集会を開催しました。このとき、この学会としては初めて「教育講演」という朝一番のセッションを持ちました。狙いは、HIVの領域に新しく加わる医療者や関係者のために、総論的なレビューの講義ができればよいと思ったのです。
朝早いために参加者数はそう多くはないかもしれません。このため演者にお願いしてビデオを撮らせて頂くこと、スライド原稿を頂くことで、音声付きのスライドショーをストリーミング配信することを考えました。特別講演のミッチェル・フェルドマン先生の講演(通訳つき)もあります。
今見ても、我ながら充実した内容だと思っています。1コマ約1時間の講義、お好みの時に聴取してみませんか。
 ↓↓↓
http://jaids21.umin.jp/webcasts/
[NOBO]

2009年10月26日月曜日

映画「ミルク」のDVDを手に入れました


 第81回アカデミー賞でショーン・ペンが主演男優賞受賞を、そして脚本賞を受賞した映画「ミルク」のDVDを購入しました。日本語字幕つき。映画にはない、関係者のインタビュー映像が良いです。お勧め。


 出会いは「この人はどういう人?」 私にとってゲイは、HIV感染のリスク因子として見て、病気の面から接することが多いです。しかし当事者にとっては大切な生活そのものです。日本では個人のセクシャリティーとしてのみ捉えられ、あまり社会的な意味合いは与えられてきませんでした。

 日本では考えられないことかもしれませんが、世界の多くの国で、同性愛行為(男同士の性行為)は法律で禁じられており、それだけで刑務所に入る理由になっています。アメリカでも当初そうで、そのために親子の縁切り、リンチなどが横行していました。

 ミルクは同性愛を人権の問題と考え、黒人の人権運動と同様に政治的な解決を図ろうとして、ついに成功した人です。そしてそのために、反対派のダン・ホワイトによって射殺されました。そのことを予感して、日々テープに録音していました。ミルクはゲイの仲間に対して「コソコソするな。みんな納戸の中から出てこい・・・・Come out from the closet!」と一貫してアジテーションを行っていました。

 映画はなるべく創作部分をなくし、場合によっては当事者が別の役柄で登場するなど、リアルさを目指しています。撮影の場所も、実際にカストロ通りとかサンフランシスコ市庁舎を使っています。メモリアルキルトを世界に広めたクリーブ・ジョーンズも出てきますが、彼は脚本の段階から参加し、映画の中では他の人の役で出演しています。

 サンフランシスコという街は、アメリカの中でも最も自由で進歩的な地域で、多くのゲイたちが自由を求めて移住してくるそうです。成人男性の10人がゲイであるとも聞いたことがあります。

 黒人の人種差別を発端とした公民権運動もそうでした。マーチン・ルーサー・キングも暗殺されました。あらためて彼らが狩猟民族で、命がけで力と力で対決してきた歴史を持っているのだと感じました。自分の権利は自分で守る。対立すれば闘う。もめ事を解決するために法律を作り、お互いの利害対立を契約によって解決しようとする社会です。このように全ての自由や権利の獲得は闘いとってきたものです。そこが日本との違いかもしれませんね。[NOBO]

2009年10月25日日曜日

インターネット、メーリングリストそしてブログの使い分け

インターネットって凄いと思いました。それで広島大学病院が中四国地方のブロック拠点病院になった時から、HPを開設しました。一般向けのエイズ情報は、当時からそれなりにありましたが、ケア提供者向けの情報は非常に少なかったので、主なターゲットはケア提供者と考えました。
その当時、参考にした海外のサイトも沢山ありましたが、とても、包括的な内容を作ることはできず、その都度継ぎ足していくという感じで作りました。発足当時に私たちが抱えていたHIV感染者の多くが、輸入血液製剤による感染者でしたので、HIVの情報と並行して「血友病」についての情報提供にも力を注ぎました。
http://www.aids-chushi.or.jp/c7/2007/ketsuyu-mokuji.html
HPはどちらかというと、一方的な情報提供になり、情報の受け手からの反応や質疑に答えることができません。当初は、「手紙」というコーナーを作り、質問を受けつけましたが、エイズノイローゼや差別発言などもあり、病気のケアから離れていったのでページを閉じました。
メーリングリストという、閉ざされたグループの中での情報交換ツールが盛んになってきましたので、J-AIDSというサイトを立ち上げました。もうすぐ10年になりますが、1000人以上の会員が加わっていて、配信記事も13000件になろうとしています。
http://groups.yahoo.co.jp/group/jaids/
当初のメーリングリストは、メールですから過去の記事を参照できなかったのですが、Yahoo! のグループは、無料でかつ、ウェブでも扱うことができます。このため自分のPCを持っていなくても、出張先からでもアクセスできますし、記事の検索もできます。
参加者の内訳を詳しく知ることはできませんが、医療関係者、教育関係者の他に、患者さんやNGOの人、マスコミ関係者まで多様な人たちが参加しているようです。興味があったらどうぞ、上記のURLからお申し込み下さい。
そしてついに、今回ブログに手を出してしまいました。世の中はツイッターの時代ですけど。[NOBO]

2009年10月23日金曜日

スムーズな発車とはいきませんね

 尊敬する青木 眞先生のブログを見ると、あぁ、こんな風なブログを作りたいナァと思いました。デジカメの写真がお茶目。



 そこで「私もブログを作りたい!」とスタッフに宣言して、リンクまで準備してもらいましたが、なかなか最初が書けません。困りました。そもそもタイトルがない。しょうがなく、寄り道にしました。これなら、一本、筋が通ってなくても平気。


 本当は、エイズ関連の文献をコメントをつけながら紹介したいと思っているのですが、どんどん寄り道しそうです。ま、暇つぶしですかね。[NOBO]